伊藤さんは何事に対しても心の行き届いた話をする。全てに精進している人の成せることだと受け止めている。
そういう伊藤さんが一年がかりで想を練り、窯を焚いた。五年振りの個展となる今回も大壷や使い勝手の良い焼き物が多く見られそうだ。
観て下さる方に心から満足していただければと思う。
ギャラリーマスガ
増賀睦朗
■ 伊藤文夫「鉢の子窯」 ホームページ